SiM主催DEAD POP FESTiVALに一刻も早く出てほしいバンド、JasonAndrew【メロディックハードコア/パンク/ラウドロック/横浜B.B.streetのヌシ/12月7日(土)ワンマンチケ発売中】

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DEAD POP FESTiVALは、野外開催になってから約半分は遊びに行っているシキだ。かつてStudio DxPxFでSiMのGODRi(Dr)と一緒に「KiLLiNG ME」をボーカルパートで演奏したことがある。忘れられないあの夏の思い出。

デッドポップおよびSiMが大好きな私が、タイトルにあるとおり同フェスに一刻も早く出てほしいバンドについて読者に知ってもらおうと思う。SiMと同郷である神奈川県の、JasonAndrew(ジェイソンアンドリュー)だ。

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2016年に地元横浜で高校の同級生と結成した彼ら。HAWAIIAN6locofrankSABANNAMANらが所属する名門レーベルIKKI NOT DEADに今年から所属し、​12月4日には1st ALBUM 『STATEMENT』のリリースを控えている。まさに今、勢いづいているJasonAndrewの激アツな魅力をご紹介する。

目次

激アツな魅力1.横浜ライブハウスシーンへの愛の深さ

地域を誇れる感情や愛着、いわゆるローカルプライドをJasonAndrewは持っている。代表的なバンドで言うと京都の10-FEET、群馬のG-FREAK FACTORY、長崎のSHANKなど、原点である地元を大切にしているバンドは、どれも地元で主催フェスをやるほど芯がある魅力的なバンドだ。

JasonAndrewの場合は、神奈川県は関内駅すぐそばのショッピングセンター CERTE(セルテ)にある、横浜B.B.streetで頻繁に企画をやっている。

関内駅周辺の再開発により、同ライブハウスの閉店が余儀なくされた際には、“FOREVER B.B.STREET YOKOHAMA FINAL SERIES TOUR 2024”と称して1年かけてツアーを行っている。

同ツアーにはKUZIRABACK LIFT、そして先日レポートしたバンドなどがこれまで出演していてツワモノ揃いだ。先日レポートしたバンドについてご存じない方は、ぜひライブレポートをご覧いただきたい。

なぜここまで錚々たるメンツを揃えられるのか。それは、地元のライブハウスシーンを誇りたいというJasonAndrewのローカルプライドがあるからだ。

時をさかのぼること2020年12月。何もかも制限されていたコロナ禍で、同バンドのフロントマン Ryosei(Ba/Vo)が自身のブログで綴っていた言葉を引用させていただく。

あの場所(大阪)のシーンは本当に凄い、土地をあげて格好いいんだよ。
(中略) 現状、弱いのです、横浜のバンド、ライブハウス。 
※2020年当時
そんな状況を脱却すべくJasonAndrewが筆頭となって、各地のバンドを呼び、
また横浜の先輩や同期も巻き込んでいき、(中略)

「あのB.B.ってとこでやってる企画ヤバくない?」
「横浜のバンドめっちゃ良くない?」
「また横浜行きたい!」

ってなってくれれば最高じゃん。それをしたいんです。
なんで、毎回の対バンもめちゃくちゃ手強いです(爆)

自分達の成長の意味も込めて、立ち向かいます。

※引用元:「ホンダ リョウセイ JasonAndrew」2020-12-04 Before Falling Asleep Tour 2021のブログより

この言葉から約4年の年月が経った今。

横浜B.B.streetのステージには、レーベルの先輩であるlocofrankや、メロディックパンク界隈におけるベテラン TOTALFATがこれまでに立っている。アツい想いをもってJasonAndrewは、横浜のライブハウスシーンの活性化を現在進行系で実現し続けている。だから私は敬意を払っての横浜B.B.streetのヌシと勝手に表現している。

ちなみに実は2024年内に閉店する予定だった横浜B.B.streetは、2025年も営業が続くことになっている。(再開発が先延ばしとなった模様) 何はともあれ遊び場が存続するのは嬉しい限りだ。

激アツな魅力2.仲間を大事にし、ともに高みへと臨む姿勢

結論から言うと、自分達だけでなくJasonAndrewと交友の深いバンドも巻き込んで遊び場を作り上げ、音楽シーンの高みへ向かおうという姿勢だ。

彼らの交友関係は広い。View From The Soyuz(ビュー フロム ザ ソユーズ)、Good Grief(グッド グリーフ)、Thermostud(サーモスタッド)、UNMASK aLIVE(アンマスク アライブ)。これらはすべて、私がJasonAndrew並びに横浜B.B.streetでのライブをきっかけに知ったバンドだ。どれもジャンルは違えど、JasonAndrewに負けず劣らずカッコいいバンドである。

特筆すべきは、”CHUMP!! FEST”というRyoseiによる自主企画”CHUMP!!”の拡大版のような音楽フェスティバルである。2023年3月4日はホームの横浜B.B.streetでやっていたが、2024年では川崎CLUB CITTA’というライブハウスで開催している。仲間とともに規模を拡大してきているのだ。

CHUMP_FEST_2024

私は残念ながら今年は行けなかったので、ぜひ開催されるのならば来年こそ”CHUMP!! FEST”に参加しライブレポートを執筆したいと考えている。ぜひ将来的には、AIR JAMTRIPLE AXEONAKAMAなどに次ぐムーブメントを、JasonAndrew並びに交友の深いバンドたちによって巻き起こしていただきたい。

激アツな魅力3.計7分間聴けばハマるオススメ3曲

音楽メディアなのに一番重要なJasonAndrewの音楽的な魅力に言及していなかった。申し訳ないと感じている。言語化すると、“予測不可能なメロディックハードコア”が彼らの持ち味のひとつと言えるだろう。予測不可能だからこその意外性や、曲の緩急によってリスナーを飽きさせない。そしてとことんストイックで爆速のビートで駆け抜けるハードコアが激アツなのだ。

御託はここまでとして、早速読者にはその激アツな魅力が分かる3曲をこれから紹介する。

Vintage

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この記事を書いた人

シキのアバター シキ ライブハウスとネットカルチャーの狭間に生息中

元音楽WEBメディア出身の編集・ライター。月間約180本のネットニュースを作成し、ライブレポやCDレビューのメディア掲載実績あり。学生時代は通算100本以上ライブを演っていた。音楽を知り、より好きになるきっかけを作りたくて記事を執筆する。中2でホルモンにハマり初音ミクに恋をして、気がつけば15年以上の音楽ジャンキー。面カテゴリーはカロリーメイツ。ラーメンはライフライン。

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