転換BGMにはSublime、EGO-WRAPPIN’などが流れている。「ありがとう」という感謝の言葉が飛び交っていた。誹謗中傷の嵐ではなく、誰もが傷つける意図のない拳と脚と頭による、メタルコア音楽文化への愛情表現が、フロアに蔓延している。まるで国会やインターネットとは対極の、桃源郷のようなライブハウスだった。
正直、麺ヘラ音楽ライターとしてView From The Soyuzのライブをつづるという行為は無理難題である。彼らのライブを表現する言葉がなかなか見つからず記事にならないからだ。彼らは今日も、関内BB世代のひとバンドとして舞台に立ってパフォーマンスを繰り広げた。結果、最新のメタルでかつハードコアによる最先端の、大阪万博よりも音楽の未来が見える一幕だった。

本稿で知らせたい情報としては、タイトルのとおりである。ビューが繰り広げた捨て身の愛という紳士的な一夜。それに関して不明点や気になる点があれば、シキのSNSアカウントへお問い合わせいただくか、ビューのSNSをチェックしてライブハウスへ足を運んでみてほしい。
逆に読者の中でView From The Soyuzのメンバーへ尋ねたい質問があれば、それもハッシュタグ
#ビューへの質問大募集
をつづって、SNSへ投稿してほしい。私がなんとかする。

なにはともあれ、ライターとしてつづる言葉を失わせる。ハードコア準拠のマジカルミライ。確かに魔法のような未来を言語化できるはずがない。果たしてmasaニキのプロジェクトハカイとはなんなのか。その点に関して、私は今後も現場へ足を運び、確かめていく。
この行動が、音楽執筆業としての最大の、アーティストへ対するリスペクトであると私は信じている。
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