シキだ。ミスタードーナツで貰える二枚折りの紙ナプキンは、いまだに正しい使い方が分からない。
朝、目が覚めて真っ先にX(旧Twitter)を開くと以下のポストを拝見した。
結論から言わせてもらう。Millington(ミリントン)は抜群にかっこいいから絶対聴くべきだ。嘘じゃない。
昨日公開した記事によってだいぶ疲れたので、執筆する予定は本来予定していなかった。しかし、あまりにもかっこよ過ぎたので、ここからはMillingtonについて紹介していく。以下に当てはまる方はぜひ最後までご覧いただきたい。
・HEY-SMITH、またはTRIPLE AXEが好き
・スカパンク、ポップパンクが好き
・邦楽が好きで洋楽に興味はあるけど、何から聴けばいいか分からない
・KEMURI、SCAFULL KING、SNAIL RAMP、POTSHOTなど聴いてきたAIR JAM世代のファン
・HEY-SMITHの武道館公演があるのならば、かなすさんの活動再開後に演ってほしいと願うアツいファン
1.Millington(ミリントン)って何?誰??
Millingtonとは、アメリカのニューヨーク州で活動しているバンドだ。2018年結成なので、日本のバンドだとファンク・ミクスチャーバンドのKroi、東大阪発のギターロックバンドのammoと同い年である。
最初に私がMillingtonを聴いた時は、HEY-SMITHに近いだけでなくSee You Smile、State Champs、New Found Glory辺りのポップパンクを混ぜたスカパンクだと感じた。自らの音楽性を”Brass Emo (ブラス・エモ)”と称しているMillington。早速どんな音楽なのか聴いていこう。
ブラス:金管楽器をはじめとした吹奏楽器が含まれる音楽性
エモ:幅広く解釈されるが、私としてはドラマチックな曲展開と叙情的なメロディが特徴の音楽性
2.絶対に読者を沼らせたいMillington(ミリントン)のおすすめ3曲
2人とも魅力的な声質をしている。メインボーカルとサブボーカルといった歌の割り方が特徴的だ。サビでの「ウォー!オー!オー!」というシンガロング(観客と一緒に歌うことを想定された複数人による音声)は、ライブ映えしそうなのが容易に想像できる。一定のリズムで鳴り続けるシンバルにエモの要素が感じられた。
こちらは今月リリースされたばかりの新曲。イントロの軽快なギターからすでにテンションが上がる。約2分半というコンパクトにまとめられた曲構成で、アップテンポな曲調と裏打ちのギターがリズミカルでとても楽しい。さらには管楽器隊のソロパートもあって、聴いていて飽きさせない。
やられた。カバーしていた。先述したNew Found Gloryというバンドの代表曲「My Friends Over You」を。こちらを初めて聴いた時の、私の持つMillingtonの第一印象とリンクした瞬間は気持ち良過ぎた。彼らはカバーする楽曲選びのセンスまで優れている。原曲の良さを活かしつつ最後のサビは、Millingtonならではの個性が溢れたアレンジとなっていてクールだ。
3.最後に
すばらしい音楽を奏でるMillingtonは、ぜひ来日公演を演ってほしい。そしてもうひとつ。世界は広い。これを読んでいる読者には、日本に限らず本稿のMillingtonのように、SNSやサブスクなどで世界中の素敵なバンドにどんどん出会ってほしいというのが私からの切なる願いだ。
■Millington: Instagram X(旧Twitter) TikTok YouTube
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