無礼講のハードコアパーティ!!JasonAndrewワンマンをレポート【新アルバム”STATEMENT”すでに品薄/メロディックハードコア/パンク/ラウドロック/横浜B.B.streetのヌシ】

ja_oneman
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横浜B.B.streetのヌシによるほっこり暴燃会

横浜B.B.streetで、あれほどまでのホーム感を出せるのはJasonAndrewしかいない。そう思えるワンマンであった。

無論、この日は彼らの独壇場。序盤からアクセル全開でJasonAndrewのメロディックハードコアをブッ放す。「好き勝手やろうぜ!!」と伝えてからのライブハウスへの讃歌「Moonlight」ではすでに多くの拳があがっており、観客側もすでにテンションが高い印象だった。

時々ボーカルやコーラスのピッチ(音程)が届いていない感じが気になった。しかし、1st Full Album”STATEMENT”に収録された新曲の時には丁寧な演奏が見受けられた。今後のツアーで、新曲たちがどのように鍛え上げられるのかが楽しみである。

タイトな演奏とは裏腹に、MCではユルいホームパーティ状態。度重なるシャンパンとテキーラのショットが、観客側から景気良くメンバーに振る舞われる。さらに、珍しく観客と雑談を交わす機会も。「今年印象的だったライブは?」という観客からの質問に対して、メンバーからは”CHUMP!! FEST””ECHOES 2024”と答えていた。確かに、その2つを振り返るだけでも2024年はJasonAndrewにとって挑戦と飛躍の年であったと、音楽ファンの身としても分かる。Ken Yokoyamaのライブのように、今後は観客とのコミュニケーションをより積極的に取りながらライブをやるスタンスもアリなのかもしれない。

なんと、ライブ中にはカバーも披露。SUM 41の「 In Too Deep」を、爆速のハードコアアレンジでプレイしていた。初見が多かったためフロアがノリきれなかったのは仕方がないが、サビでは絶対サークルモッシュしたくなる素晴らしいカバーであった。終演後に同楽曲をカバーした理由についてRyosei(Ba/Vo)に聞いたが、「好きだから」という一言。最もシンプルで、最も愛に溢れていて、そして最もロックに直向きな理由だった。

JasonAndrewのワンマンライブは最初から最後まで熱量が極めて高く、演者も観客も含め非常に一体感のあるライブだった。来年に予定されたムー(Vo/Gt)によるフル尺のMCに期待が高まるばかりだ。

【吉報】1st Full Album”STATEMENT”が爆売れ中

彼らの記念すべき1st Full Album”STATEMENT”はすでに再入荷されるほどヒットしている。メロディックハードコアやラウドロック、パンクファンなら必聴の一枚だ。下記のリンクからぜひチェックしてほしい……と思ったが12/15時点では楽天とYahooショッピングしか在庫がない。IKKINOTDEAD公式通販にもAmazonにも無い。マジで売れているようだ。嬉しい。

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また、読者の中で年末フェスやライブ納めに行く方は、以下のアイテムを準備して万全の状態で楽しんでほしい。耳の聴覚保護と疲労・スタミナ回復は、音楽体験の価値向上に直結するからだ。(実際にRED LINE2日目の地獄のようなタイムテーブルはアミノバイタル3本で私は乗り越えられた。もうアミノバイタルしか勝たん。)

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この記事を書いた人

シキのアバター シキ ライブハウスとネットカルチャーの狭間に生息中

元音楽WEBメディア出身の編集・ライター。月間約180本のネットニュースを作成し、ライブレポやCDレビューのメディア掲載実績あり。学生時代は通算100本以上ライブを演っていた。音楽を知り、より好きになるきっかけを作りたくて記事を執筆する。中2でホルモンにハマり初音ミクに恋をして、気がつけば15年以上の音楽ジャンキー。面カテゴリーはカロリーメイツ。ラーメンはライフライン。

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